大腸カメラの検査でわかる病気とは?
大腸カメラの検査は、腸内を詳しく確認できるとても有意義な検査です。この検査によって、早期発見が可能となる病気も多く、特に大腸がんの予防や治療においてはとても重要です。
今回は、大腸カメラの検査で発見されることが多い病気についてご紹介します。
◎大腸がん:大腸がんは、日本人に多いがんの一つです。早期の段階では自覚症状がほとんどなく、発見が遅れてしまうことが多いです。ただ、大腸カメラの検査を受けることで、がんの兆候・サインを早く見つけることが期待でき、治療の選択肢も広がります。
◎大腸ポリープ:大腸ポリープは、大腸の内壁にできる良性の腫瘍です。ポリープは放置しておくと一部ががん化する場合もあります。大腸カメラ検査を受けることで、このポリープを発見し、状態によってはその場で切除することが可能です。ポリープが早期に取り除かれることで、大腸がんの予防につながり、結果として大腸がんによる死亡率を半減できるという報告もあります。
◎クローン病:クローン病は、大腸や小腸などに慢性的な炎症を引き起こす病気です。腹痛や下痢、体重減少といった症状を認めますが、他の病気と似た症状を持つこともあるため、診断が難しいことがあります。大腸カメラ検査では、腸内の炎症や潰瘍の状態を詳しく確認できるため、クローン病の診断にとても役立ちます。早期に発見して適切な治療を行うことで、症状の悪化を防ぐことが可能です。
大腸カメラ検査は、大腸がんやポリープ、クローン病など、さまざまな病気の早期発見に役立つ重要な検査です。定期的な検査を受けることで、健康を維持し、重篤な病気の予防につながります。大腸がんのリスクが上昇し始める40歳を超えたら、一度大腸カメラ検査を受けてみてください。 当院では、患者様にとってできるだけ負担が少ない内視鏡検査を実現できるように努めております。 地域のホームドクターとしてお役に立てるような病院を目指しておりますので、兵庫県川西市周辺で内視鏡検査をお考えなら、ぜひ「前田ホームクリニック」までご相談ください。
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