胃カメラで何が分かるの?

胃カメラ検査はとても大切な検査ですが、具体的にどのようなことがわかるのかご存知でしょうか?
今回は、胃カメラ検査で分かる主な病気についてご紹介いたします。

◇胃がん
胃カメラ検査では、早期の胃がんを発見することが可能です。 検診等で従来から行われてきたバリウム検査では細かい病変を確認することが難しく、胃がんの発見が遅れることも少なくありませんでした。 一方で、胃カメラは胃の粘膜を直接確認できるので、粘膜の凹凸や細かな色の違いまで観察することが可能です。 早期に発見された胃がんは治療の成功率が高いです。

◇食道がん
食道がんも胃カメラで発見できる代表的な病気です。 胃カメラ検査では、胃だけではなく、食道や十二指腸といった他の部位も観察することができます。 従来のバリウム検査では、検査薬であるバリウムを飲み込む一瞬しか食道を観察できないため、早期の小さな異変をみつけることが難しい状況でした。 一方で、胃カメラは食道の様子もじっくり観察できるため、早期の食道がんを発見し、適切な治療につなげることが可能です。

◇胃潰瘍
胃潰瘍は、胃の粘膜が酸によって傷つくことで発生します。 ピロリ菌感染が原因で起こることが多く、症状には胸焼けやみぞおちの痛みなどがあります。 ピロリ菌は、胃がんの発症リスクを高めるため、早期に除菌治療を行うことが重要です。 胃カメラ検査では、ピロリ菌の有無を調べることもできます。定期的に検査を受けて、胃がんや胃潰瘍の発症を予防にお役立てください。

 以上、今回は胃カメラ検査で分かる主な病気についてご紹介しました。 胃カメラ検査は、これらの病気を早期に発見するための有効な手段であり、定期的な検査は自分の健康状態を知るチャンスとなります。

当院では、患者様にとってできるだけ負担が少ない内視鏡検査を実現できるように努めております。 地域のホームドクターとしてお役に立てるような病院を目指しておりますので、兵庫県川西市周辺でお体に不調がございましたら、ぜひ「前田ホームクリニック」までご相談ください。

阪急 川西能勢口駅 西口より徒歩2分
JR 川西池田駅 北口より徒歩4分

提携駐車場あり